kumosha hand stitched leather plug case twin

スパークプラグケース ツインをつくる

シトシトと雨が続いております。近隣の田んぼではすでに田植えも終わり、蛙の合唱が大いに盛り上がっております。
さて、Kさんからご依頼いただいた、スパークプラグケースツインを制作いたしましたのでレポートです。

スパークプラグケースツインとは?

車やバイクでの長旅のお供に。スペアのスパークプラグという安心を。くも舎の舎用車用に作ったプラグケースが案外良くできたので商品化したプラグケースのツイン版です。作りはいたってシンプル。スパークプラグと接触する金具などは一切使用せず、革と糸だけで出来たケースです。適度な厚みと柔らかさを持ち、スパークプラグの大切な電極部分とターミナル部分を衝撃から守ります。

黒のスパークプラグケース

今回制作するのはNGKの『CR7HSA』プラグが二本入るケースの制作です。黒革を型紙からと言うわけにはいかないので、新たにサイズを測り革を断裁します。

カットした革を手縫いする前に整えておきます。まずはコバ(革の断面)の磨き、手縫いのための目打ちや穴あけ等を済ませておきます。コバ磨きはヘリ落とし、やすり掛けからヘチマ磨きをし、やすりの番手を上げて適度な艶を出します。

今回は朱色のリネン麻糸でステッチしていきます。台湾リネンに切り替えてからそれぞれの色が鮮やかで重宝します。

黒革×赤ステッチのスパークプラグケースツインが完成しました。検品の為実際にプラグを差し込み、ガタツキが無いか調べます。美しくプラグが収まりました!

この商品は購入いただけます

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