生成りの手縫いトートバッグ2型をつくる(裁断と持手の手縫い)

今日よりOさんからご依頼いただいた、生成りのトートバッグ制作を進めます。

トートバッグ2型とは?

厚手の植物タンニン鞣し革一枚革と麻糸の手縫いでつくった、しっかりと自立するシンプルなトートバッグです。肩にもかけられる長さの持ち手は丸みを帯びた筒状にして手縫いしましたので、手に持った時の指へのアタリがソフトでしっかりした印象を与えてくれます。

kumosha hand stitched leather tote bag type02
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag type02
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kumosha hand stitched leather tote bag “Orange”
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kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
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生成り革からのパーツ取り

生成りのイタリアンハード革から、トートバッグ2型を構成するパーツ類を抜き出していきます。イタリアンハードは銀面が非常にスムースなコシのある革です。特に無染色の生成りはシワやトラ、キズなどが染色された革より目立ちます。これは天然の皮革の証拠です。きっちりと研いだ革包丁を革に入れると、スーッと軽い力でパーツが取り出せます。


各パーツが抜き出せましたので、トートバッグ制作の第一歩『持手』の制作を行います。今回使用するのは07番の白いリネン糸です。持手2本をすべて手縫いでひと目ずつ縫って行きます。


縫い上がりましたので、縫い合わせた側面のコバ(革の断面)を仕上げてしまいます。まずは革の合わせ目の段差をきれいに整えて、ヘリ落としからヤスリがけを行い、ヘチマ磨きで仕上げます。

今日のところはここまでです。

つづきはこちら

先日は浅草橋・浅草方面へ舎用車のフィアットパンダででかけてきました。そろそろ日中のドライブはやめたほうが良さそうです。

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すっかり涼しくなりました。窓全開で走ろう。

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