アルプスの肩かけカバンをつくる その1

今日はOさんからご依頼のアルプスの肩かけカバンの制作です。何回かに分けて制作過程を公開したいと思います。

アルプスの肩かけカバンとは?

フランスアルプス育ちでイタリア鞣しの植物タンニン鞣し牛革と、リネン糸の手縫いでつくったショルダーバッグです。内と外にポケットが付いたシンプルなカバンです。

制作過程

今回はイタリアンソフトのコニャックでおつくりします。やや明るい褐色の良い色です。革の切り出しと穴あけ、刻印の打刻など下準備を進めていきます。

一通りの準備が整いましたので、まずはポケット部分の手縫いから行います。何年カバンをつくっていても、いよいよ手縫いとなると浮き浮きした気分になりますね。今回選択したのは六花リネン糸の55芥子です。やや黄味がかった褐色です。

内ポケットと外ポケットの手縫いが終わりました。これから本体部分の手縫いに取り掛かります。平面の革が立体的に組みあがっていきます。

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