相変わらずのバタバタ続きで思うように作業が進みません。こんなこと言ってても万年バタバタは終わらないかもしれません。ジタバタせずに作業あるのみです!
昨日のお話になりますが、ワラーチ3の制作をしましたのでレポートします。
歩くためのサンダル。ワラーチ3とは?
メキシコ山岳部のタラウマラ族が古タイヤと革ひもだけで作ったサンダルを参考に、普段街中を『歩くためのサンダル』に特化させて、丁寧に手作りしたのがくも舎のワラーチ3です。特厚革をベースに、手揉みで柔らかくしたカラフルな牛革紐を組み合わせて、足をしっかりホールドします。一本の革紐から生まれる開放感を楽しめます。
空色のワラーチ
KさんHさんからご依頼いただいたワラーチの制作に取り掛かります。急ぎ気味でしたので途中の画像は省きますが、大まかにカットしたワラーチ本体に鼻緒と穴あけを施します。
それを足型に合わせて丁寧にくり抜いていきます。プレス機などで一気に行きたいところですが…。くり抜き終わったらヘリ落としで角を丸くします。毛羽立たせるための前準備です。
ブラシで一足ずつ起毛させて打刻すれば本体部分の完成です。
空色の革紐を準備します。左はカットしたばかりの革紐です。革にコシがあってしなりますが、手もみをすることによって繊維がほぐれて柔らかくなります。
ワラーチが完成しました。
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カメラストラップの下準備をします
ワラーチの次はカメラストラップの制作に取り掛かります。制作とは言っても今日は下準備です。生成りの革からパーツを切り出します。
パーツをそろえていて改めて思ったのは、同じ革でもロットや部位の違いによってこれだけ柔らかさが違うんだ。という事です。切り出したパーツに打刻を施したら今日のところは終了です。
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