Nさんからご依頼のカメラストラップ2型の制作をしております。
前回までの制作過程はこちら
カメラストラップ2型とは?
繊維が密で強靭なイタリア産のベルト用革(ブッテーロ)を使用することで、ストラップ自体の幅をスリムに。そして従来の金具による長さ調整ではなく、金具を使用せずに革の特性を利用しつつも強度のある調整法を採用して、カメラを傷つけません。また、吊金具の部分は内側にナイロンテープで補強しています。
パーツ類の縫い付けと仕上げ
それぞれコバ仕上げを終えたパーツ類をストラップの形に組み上げていきます。こちらは革バックル。一切漉きを行っていない元厚のブッテーロをリネン麻糸でしっかりと固定します。
生成りのカメラストラップ2型が完成しました
さて、完成写真をと思いまして、一番素朴な生成り革に白ステッチですので、はやはりシルバークロームのコンタフレックスを取り出して撮りました。
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