ヘルメットを塗り替える
昭和のagvヘルメットです。こちらがやって来ましたので…
頂き物の黒に白ストライプのヘルメット。色を塗り替えてレザーパーツでカスタムしようという試みです。こちらが黒ヘルメットです。中型免許から1年経過しましたので、妻にも被ってもらえるようなヘルメットを目指します。艶々のヘルメットに手を入れるのは少し躊躇しましたが、思い切ってパーツをばらします。ジャンパーホックはカシメてありますので、それを一つずつ取り外します。
縁のゴムは外そうと思ったんですが、がっちり接着してありましたのでマスキングすることにしました。これが失敗の原因でしたが…
塗装準備のため、ヤスリで足付け、プライマー塗布からアイボリーへの色替えをしました。遠目にみたら綺麗ですが、マスキングテープを剥がすとやっぱり塗装との境目が気になり、我慢できなくなりました。接着してある縁ゴムをカッターで削り取って再度全体を塗り直しです。
適度に艶消しにしたヘルメットにジャンパーホックと内装を再装着。新しい縁ゴムを取り付けてようやく仕上がりました。やはりどうせ塗るならすべてのパーツを外すべきですね。
バイザーをつくる
過去に何度か試作していたバイザーの型紙から革を切り出して、穴あけと目打ちを施します。ざっくりとした厚みのあるヌメ革なので、あえてコバ磨きはしません。
ジャンパーホックを取り付けたパーツを、六花リネン糸でしっかり手縫いします。今回は07白ではなく、06白米を選んでみました。
ヘルメットのカスタムが完成しました。
このクラシカルな佇まい…とても上品なヘルメットに仕上がりました。かすかに浮かぶストライプの跡がまたいいテクスチャになっていますね。
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