台湾を撮る(建物) ―M-ROKKOR 40mm f2 ライカMマウント―

雨の多いと言われた台湾でしたが、幸いなことに一度も降られること無く満喫することが出来ました。坂が多くその景観から多くの観光客が訪れる九份にて。坂を見上げると中華洋折衷の建物がそこかしこに。東シナ海を望むまさに『楼』というのにふさわしい建物がそこにはありました。

M-ROKKOR 40mm f2 ライカMマウントの描写と作例

前回のM-ROKKOR40mmの記事に引き続き、台湾で大活躍だったM-rokkor 40mmの作例をもうちょっとだけ。今回も革の話は一切ありませんのであしからず。
40mmの作例はこちら


28mmの作例のコラムはこちらから

うっすらと霧が立ちこめ湿度がぐっとあがる九份。

この楼から海を眺めながら、台湾式の薫り高いお茶を楽しみます。暗くなると人が続々と増えてくるので、私たちは明るいうちに次の場所へ。九份のメインストリートを外れても、変わった建物を眺めているだけで十分楽しめます。

台北から台湾鉄道で瑞芳まで。

付け足し付け足しでどんどん成長する建物。これを私は勝手に『増殖建築』と呼んでいました。中は迷宮のようなのかな?と思ってドキドキ。

故宮博物院の帰り道でMRT士林駅を散策しました。

MRTは士林近辺は高架となっていて、線路沿いでフリーマーケットをやっていました。ただ、私の眼はやはり建物にくぎ付けです。このバルコニーの自由な窓。こんな窓は日本ではほとんど見かけません。

MRT中山駅から迪化街方面へ。

迪化街に近づいてくるとだんだん建物が凝った作りになることに気が付きます。ただ、付け足し増殖建築はやはり止まりません。屋上に倉庫や小屋などが乗っかっていきます。

さすがに迪化街のメインストリートともなれば、増殖建築はなりを潜めます。しかしよくこれだけの建物を保存したものです。

思う存分迪化街を楽しみました。

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