kumosha hand stitched leather note cover traveler note

トラベラーズノートカバー1型とフィアットパンダキーレスリモコンカバーをつくる

すっかり春の陽気…と思ってましたが、今日はどんより曇り空、お昼くらいからシトシト雨が降ってきました。今週は少しまた冷え込むそうで、春はあともう少しと言ったところでしょうか。
今日はバラエティに富んだ製品の制作を行っておりました。Tさんのトラベラーズノートカバ―1型とKさん、Sさんからそれぞれご依頼のフィアットパンダキーレスリモコンカバーです。

トラベラーズノートカバー1型とは?

トラベラーズノート用のノートカバーです。植物タンニン鞣し革にラミー糸で手縫いを施したシンプルなつくり。太めのペンもしっかり収納できます。パスポートを差し込む事が出来ます。
ゴム紐つきで挟めるリフィルが増やせます。カバーのバインドも可能です。

生成りのトラベラーズノートカバー1型レギュラーサイズをつくる

早速制作していきましょう。使用する革はお馴染みのミネルバリスシオ。色はボーネになります。革包丁でカットして目打ち、打刻を施して手縫いしていきます。


トラベラーズノートカバーが完成しました


私が半年間使用している、ミネルバリスシオボーネと並べてみました。ノーメンテナンスでこんな感じでエイジングが進んでいきます。カバンの中で擦れた時の傷なども味わいのひとつです。

フィアットパンダキーレスリモコンカバーをつくる

さて、お次はキーレスリモコンカバーの制作です。

2代目フィアットパンダキーレスリモコンカバーとは?

今日作るリモコンカバーは2代目フィアットパンダのキーレスリモコン問題を解決するために開発しました。

リモコンの付け根のプラスチック部分が折れやすいので、折れてしまうとどうしようもなくなってしまうのです。

キャメルと緑のパンダキーレスリモコンカバーをつくる

栃木レザーのキャメルの革と緑の革からパーツを切り出し、穴あけ、目打ちを施します。


キャメルの革には青、緑の革には黄の麻糸を使って丁寧に縫い上げます。最後にコバ磨き等の仕上げ作業を行えば完成になります。


2代目フィアットパンダキーレスリモコンカバーの完成です


チロルチョコってデザインできるんですね

いつもお世話になっている浅原皮漉所さんより、オリジナルデザインのチロルチョコを頂きました。小さな制作所のオーダーにも細やかに対応頂き本当に助かっています。

梅はもう八部咲きです。週末はスカッと晴れてポカポカでした。まだ蚊は出ていませんので、娘は庭で花摘みを楽しんでいる様です。なかなか生け花のセンスあります。

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Comments

“トラベラーズノートカバー1型とフィアットパンダキーレスリモコンカバーをつくる” への2件のフィードバック

  1. なかむらのアバター
    なかむら

    くも舎さんが扱っている革すごく艶があっていいなーって思ってます。
    革はご自身で革問屋さんに伺って探しているのですか? それとも、深くお付き合いをしている革屋さんがいらっしゃるんですかー?

    1. 石原てつやのアバター
      石原てつや

      いつもコメントありがとうございます。
      使用している革は日本、イタリアなどで鞣された植物タンニン鞣し革を中心に、商品の特性に合った革を選んでおります。気に入った革であれば特に取引先は縛っておりません。浅草や浅草橋界隈を巡って自分の目で確かめて良いなと思う革を仕入れております。浅草と浅草橋の革屋さんを巡る記事がありますのでご参考にどうぞ。
      http://kumosha.com/aboutleather_matome/

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